救急車に乗りました。

怒涛の一週間が過ぎました。

 

先週の金曜日に再びRoyal children hospitalを訪ね、Reiのアレルギー検査(prick testといって、皮膚に小さなキズを作り、そこに下記の検査項目の成分を付着させ、皮膚の反応を見る検査。)を受けました。

検査項目は

卵白、乳製品、ピーナッツ、大豆、イースト、小麦
加えて、アーモンド、牛肉、ブラジルナッツ、カシューナッツ、鶏肉、タラ、カニ、ヘーゼルナッツ、ロブスター、えんどう豆、ピーカンナッツ、豚肉、じゃがいも、鮭、胡麻、えび、まぐろ、くるみ、ココナッツ、松の実、ピスタチオ

今回の検査を受ける前から、日本で受けた簡易検査で陽性反応があった卵白と、実際にヨーグルトを食べてアレルギー反応が出てしまった乳製品にReiはアレルギーがあることはわかっていた。

検査結果は、
卵白、乳製品、ピーナッツの3項目が陽性反応。卵白が12mmと最も強い反応、乳製品が10mm、ピーナッツが7mm。皮膚にこれらの成分を注入すると、この値に皮膚が膨れ上がってしまうということ。

正直な私の感想は、”3項目だけでよかった”というものだった。すでに覚悟していた2項目に加えピーナッツだけということに正直、安堵していた。

何より小麦が食べられる、つまりパスタもパンもうどんも離乳食としてあげることが解禁され、そして母乳を与える私自身もそれらを気兼ねなく食べてよいという事実が、喜ばしかった。

そしてさっそくマーケットでbaby用のアルファベット型のかわいいベジパスタを購入し、Reiに初めてのパスタを調理したのが月曜日の夕飯のこと。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

Reiはこのパスタを気に入ったようで、むしゃむしゃとたくさん食べてくれた。やったね、小麦が食べられるってなんて幸せなことだろうね、うれしいねと話しながらディナーを終えた。
そしてその後、お風呂に入れ、ベッドに寝かせたのがその1時間ほど後のこと。

Reiが少し普段と違うことに気がついた。
なんだか少し青ざめて見え、そしてみるみるうちに頭皮に大きな湿疹がたくさん出始めた。

ヨーグルトの時と同じあの反応だ!と思った。
やばいと思い、ともかくバッグをひっつかんで、抱っこして家を飛び出した。その日に限って夫は不在だった。
頭のなかが混乱していた。小麦は検査で陰性だったのに!ようやく食べることを許されて、そしてあんなに美味しそうに食べてくれ、そしてそこから1時間も経過していた。

家を飛び出してともかくかかりつけ医がやっているはずだと思い(たしか夜の7時少し過ぎだった)、タクシーをつかまえた。ラッシュアワー。渋滞。ほんの数メートルの距離に信じられないくらいの時間がかかる。Reiは相変わらず青白く、目がうつろ、ぐったりとし始め、私は動悸が止まらなくなった。タクシーの運転手さんにどうしてもおろして欲しいと訴え、タクシーを飛び出した。混んでいる通りを駆け抜けたあと、ヒッチハイクしようと思った。(それ以外の手立てが思い浮かばなかった、、)実は救急車の呼び方を知らなかった。

そしてちょっとため息混じりに車を止めてくれた男性が、なんと勤務時間を外れたばっかりの救急隊の人だったのだ!最初は信じられなかった。その男性は、大丈夫だからともかく落ち着いてと言ってくれた。たしかにアレルギー反応はあるけれど、呼吸はしているからともかく大丈夫だと。そして勤務時間中の同僚にすぐ電話をしてくれ、救急車がほんの3分後くらいに到着した。いや、それにしても道端に飛び出して助けを求めた人が、救急隊のお兄さんだったなんて!火事場での奇跡。

本音をいうと、”救急車じゃなくてもかかりつけ医に辿り着けば大丈夫だ”とは思っていた。でもどんどんと時間は経過するし、救急車でまず診てもらえば安心できる。

そうこうするうちに今度は、Reiはものすごい勢いで泣き始めた。そして全身が真っ赤に腫れ上がった。顔が変わってしまうほど、膨れ上がった。

救急車のなかでも私は、まずは落ち着きなさいとたしなめられた。私はパニックに陥っていた。呼吸や血圧は大丈夫だから、安心しなさいということ。

でも、とにかく私はテンパっていた。夫がいない時に緊急の事態で、英語で会話しなくてはならないという状況。知っている単語を総動員して、事の次第を語り、相手が言っていることを間違いなく理解しなくてはいけないという緊張感。

そうして私たちは馴染みのRoyal childrenのemergencyに到着した。顔がパンパンに膨れ上がってしまったReiを見て、涙が出た。申し訳ない気持ちと、残念な気持ちと、でも無事でいてくれることが何よりありがたいということ。

 

食物アレルギー
定義:このサイトは信頼して大丈夫そうな感じがする。)

Reiのアレルギー反応は、”アナフィラキシー”とは言わないそうだ。呼吸器に障害が出てしまった場合を、アナフィラキシーというそうだ。

だから特別になにも処置ができないそうで、薬の服用などもされなかった。Reiも少しずつ落ち着いきているようだった。

いつも自宅でやっているwet dressingと薬をたっぷり塗って、そして病院から返された。夫がようやく仕事を終え迎えにやってきて、夜11時頃に帰路についた。ヘトヘトだった。

さらに今回の件で救急車の請求が10万円くらいかかってしまいそうだという・・・。年会費を払っておけば、そんなことにはならないだなんて大事なこと、いままで誰も教えてくれなかった!どうして病院はそういう細かいアドバイスをくれないんだろう!食物アレルギーへの対応について、どうしたらよいのかしっかり教えてほしい。正しい情報がほしい。

 

検査結果が正しくなかったという事実について。
これに関してはこのChildrens hospitalで検査を行った皮膚科アレルギー科の医師と、emailでやり取りをしている。彼は、”アレルギー検査をした時にはアレルギーで無かったのに、パスタを食べたことでアレルギーになった”という説明をした。そんな馬鹿な!

Reiのアレルギー発作を2度も経験して、私はすっかりこわくなってしまった。モグモグたくさん食べるようになってくれているReiに、たくさんのおいしいものを作って食べさせてやりたい。新しい食材をひとつひとつReiに味あわせてあげるたびに、アレルギーを起こさなかいかヒヤヒヤするのはとても、つらい。Reiが食べても大丈夫な食材をさぐりさぐり見つけていかなくてはいけないのだ。そして、決して誤って口にさせないようにするように注意すること・・・!

この医師からもらえたアポイントは、来年2014年2月のアポイントということでした。

行くかどうか、わかりません。

そして母乳を与える私の食事に関して。
Reiにアレルギーのある食材を私が除去してもReiのアトピーの症状が変わらないようなら、除去をしなくても良い、と病院からアドバイスされた。ところがいま読んでいる本には真逆のことが書かれている。基本的には母親もその食材をやめるべし、という意見。どうして、アトピーに関してはこうも情報がバラバラなのか!医者によって真逆のアドバイスをすることもしょっちゅうある。

なにが真実で、なんの薬が有効なのかなんて、わかりません。

だから私がReiにしてあげられること=ただしいきれいな食べものを食べさせて、体の調子を整えていくことなのかなと思っています。

まずは2週間、私も卵、乳製品、ピーナッツに加え、小麦粉を除去した生活を送ります。
とても難しいです。

外食ができない!外出の際は、Reiと私の食事を持って出なくてはいけないようになるだろう。

 

 

・・・でもこうして書いていて、いま気がついたこと。
これとあれが食べれなくて悲しい!と嘆くより、食べることのできる素晴らしいたくさんの食材たちを大事に食べていこう。あれが欲しい、手に入れたい、と持っていないものを欲しがるのでなく、すでに持っているものを大切に生きたい。いま、そういう考え方のシフトを迫られている時なんだと思う。

食物アレルギーのほとんどは、2歳ぐらいまでには克服できると聞いている。それまでにだって、食べられるものでたくさん栄養をつけてあげたい。相変わらず体重が基準値より少ないRei。食べる量が増えてここ1ヶ月でだいぶ増えたとはいえ、まだまだ小さい。医者からは、ともかくこれらアレルギー食物除去をしながら、たくさん体重を増やしなさい言われている。

はっきり言って、難題だ。

でも、

Reiのために、自分たちのために、力をあわせて、頑張る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation