メルボルン国際空港にて

はじめてのReiとのふたり旅。

Reiを日本で産んで、二ヶ月経ってオーストラリアにやってきた時は、母がGold Coastまで送りに、そしてGold Coastまでは夫がむかえにきてくれた。一ヶ月早く生まれたこともあって、その時はReiが無事に元気にメルボルンに辿り着くことをただただ祈るばかりだった。
それからちょうど三ヶ月。配偶者ビザがまだおりないために、今回はツーリストとしての三ヶ月。それでも私たちは、初めて三人家族として楽しい日々を過ごした。日本より不便な思いをしたり、日本の両親や親友を恋しく思うことも、そして時に夫とぶつかることもあるが、それでも、『私はオーストラリアで、Reiと共に新たな人生を再びスタートすることができた』と思えたことには本当に感謝する。日本からこちらに飛んでくるときの不安を考えたら、それはすべてReiが与えてくれた奇跡としか言いようがない。

それでも、こうしていざ日本へ向かう時には『あぁ、やっとうちに帰れる』みたいな気持ちにもなる。オーストラリアに暮らす時間が長くなれば、『日本に帰る』のでなく、『日本を訪れる』ような気持ちになるのだろうか?

それにしても、やはり身軽なひとり身で飛行機に飛び乗るのと、小さなReiを抱えながら、スーツケースの中身も半分以上Reiのものを携えて行くのとはまるで心構えが違う。ちゃんとReiを連れていかなきゃという責任感。少しの間、Reiを大好きなdaddyから引き離してしまうのだという申し訳ない気持ち。

今はこうしてエルゴで軽々と移動こそでき、泣いたっておっぱいをあげれば、まぁ何とかなるだろうという安心があるけれど、Reiが歩くようになったら?Rei以外にもう1人か2人子供が増えたら? 荷物だって飛行機代だってかさみ、トイレひとつ行くことを想像しても、とてもハードルが高い。
そうやって私にとって、今後はオーストラリアと日本の距離がどんどん遠くなるかもなぁ、なんて考えると少しさみしい気持ちになる。

まずは、乗り換え先のケアンズまで三時間半。日本までの道のりはまだまだ遠い…

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