マザーズグループ

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Reiとメルボルンにやってきてから参加している”parents group”。地域のFamily and Children’s Centreで週1回行われる、ベビーとママと、そしてベビーを定期的に診てくれるマターナルナースとの集まり。図書館の紹介やベビーマッサージ、講演など内容は週替りでさまざま。昨日がその最終回。

Reiは生後3ヶ月から参加し始めたので、他のみんなよりそのぶん早く生まれている。ところがチビっこReiはみんなと大きさもほとんど一緒。

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こちらのママたちはいたって自由奔放。いや、母になった以上、どんな人だってくじけそうになったり、イライラしたり心配したり・・・ってあるのだろうけど、なぜかこの国のママたちはみんなのんびり。Reiの身体が小さいことやアトピーで引っかき傷を作ったことにいちいちクヨクヨしてるのは、私だけかも・・・なんて思ったりする。そう思わせてくれる雰囲気は何なんだろう。

昨日は皆でお菓子を持ち寄って美味しく頂いたのだけど、これまでは最終回には恒例でお酒を飲んでいたらしい・・・(昼間っからね、生後2ヶ月ベビーのママたちがですよ)。このFamily and Children’s Centreが最近新しいビルになってからアルコールの持ち込みが禁止になったそうで、『残念ながら、今回からはアルコールは無しで』とナースからの説明。そんな自由奔放な国なのです、オーストラリアは。授乳中のお母さんが飲めるアルコールの量の基準が決められてるそうで、週にビール2本とかたとえばそんな感じらしいけれど、、(日本にも基準はあるのかな?日本はきっと、とことん”NO!”なんだろうな・・・)

 

昨日はこのparents groupで、この私達の暮らす地域で”THE MOTHER MOVEMENT“というNPOを立ち上げたAliceが来て講演をしてくれた。Aliceは自身の経験から、”お母さんであること”がどんなに偉大な職業であるか、もっと”母親であること”の素晴らしさを皆でわかちあい、協力していこうということを強く願い、NPOを立ち上げたという。”STREET GANG”と彼女たちが称する運動は、自分の暮らすstreetをひとつのコミュニティとみなし、そのstreet上に暮らす他のママたちともっとつよく繋がりを持とうというもの。お互いの子供の面倒をみたり送り迎えをしたり、交代で食事をつくったり、裁縫したり、教育したりと個人の得意な分野を持ち寄って助けあおうという動き。
昔の『村社会』みたいなもの、と私は解釈したけれど・・・実はそれって、これまでの人間の歴史で長〜く続いてきた自然なあり方なんじゃないか、と思う。近所の人と助け合い、知恵をわかちあう。そこには金銭は発生しない。行為に対して、行為でお返しする。子育てはまさに、小さな知恵や助け合いをもっとも必要とする、人間の地道かつ偉大なる行為。

今の私たちの子育てでは、誰かの助けを必要とした時、目の前の小さな画面に向かって肩を丸めながら、”5ヶ月 赤ちゃん 寝ない”と、自分にとって気になって仕方のない、心配で仕方ない悩み事を打ち明けると、そこでは、世界各国の人によってそれぞれの子育て論や、経験を無限に語られている。素晴らしく便利な”助け”があるようでいて、ところがそれらのアドバイスは、矛盾も多い。Aを良いものとする論と、Aは決してやってはなりません論が常に存在して、またそこには”知恵袋”なんてページで、マジで余計な、めちゃくちゃネガティブな発言してる奴とか、他の人の子育てを非難して憂さ晴らしをしてるアホとか、もうそこは醜い世界まで垣間見えて、なんだかもう、何がいいのか悪いのかよくわからない”情報”。多少のリテラシーがあったとしても、”いま本当に私に必要な情報”なんてそう簡単につかめない。(ちなみに私は、パソコンに子育て相談するのやめました。知り合いやお友達とのやりとりはもちろん大事ですが。友人からのメッセージは、神。ムダにググるのをやめた、ということです。本のほうが100倍マシ!※子育てに紙メディアは必要だと思う。)

自分が子供のことでとても悩んでいたとき、一番の相談役である近所のマターナルナースのところに言って相談したら”あの病院にその専門家がいるわ”と聞いて、それが唯一の情報だったら・・・?もう何の疑いもなくその方法をまずは試すだろう。インターネットがなかったら。もし本当に情報がそれしか無かったら、そのほうが精神的にはラクだったかもしれない。迷わない分。でも、それでも、こうしてネットにたくさん情報があるからこそ、確かに”素晴らしく有効な情報”が手に入るという恩恵も授かっている。いいんだか、悪いんだか。もっというと、自分が、自分の子供のいる目の前でiphone使うのとか、どーなんだろーなー。止めたいな・・・。もっと直接人と話したほうが楽しいからな〜やっぱり。あんなちいさいiphoneだから、わかるようになったらそりゃー夢中になっちゃうんだろうな〜子供って。でもなんかそれって、自分の想像を超える世界で、すごいな。すごいけど、やっぱりもっと自分の目の前のものを見てほしい。私の子供には。指先のクリックとフリップだけじゃなくて、全身で生きてほしい。たまに必要な時に情報を取りに行くのは良いこと。だけど、ほどほどにすること。私は怜に、あんな小さい画面を通してしか世界を見れない人にはなってほしくない。絶対に。

どんどんと話は逸れるが、そんな地域の動きを作ろうとしているAliceの話しを聞いて、いろいろと考えさせられました。

 

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